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模型を作る際に最初に決めなければならないのは、その模型の仕様をどうするかです。 今回はGMのキットをベースに制作するわけですが、仕様としては3種類から選択することになります。 1・素組み 2・前面のライトと手すりを別体化したお手軽ディティール仕様。 3・2を含めた全ての手すりや配管を別体化したフルディティール仕様 1は当然1番楽ですが、調べたら編成には必ず軽量車と呼ばれる屋根のRが異なる車両が含まれているので、これでは、確実に86○○Fタイプとなってしまう。 2は軽量車の配管さえどうにかできればほとんど素組みと変わらない。 3はMな人じゃない限りオススメできないってか、この仕様で完成させることが出来ればTMSコンペで入賞も夢じゃない…けど、たぶん途中で飽きて放置しそう。 ちなみに3の仕様で試作品を組んでみた↓ 妻面ステップは実車と同じ形をしたパーツが売られていないことからトレジャータウンの103-1200/301系手すりセットに含まれる三角形ステップを流用 どちらかと言うと下記の東急8500系手すりセットに含まれる先頭車用昇降ステップのほうが似ているのですが… ちなみに妻面にある1番上のステップのみ通常の手すり(0.8mm幅)なので注意が必要です。 屋根上の手すりはトレジャータウンの東急8500系用手すりセットに含まれているものです。 さらに今回は 実車は落下防止幌が取り付けられたこともあり雨どいの形状がキットのモールドとは異なっているので、実車と同じように真鍮線で再現してみました。 取り付けはゼリー状の瞬間接着剤だけなので強度の面で多少問題がありますが、割りピンやリード線などで固定するとパンタ配管のように見えてしまうので… あと9号車の渋谷方に取り付けられた幅狭貫通扉もプラ板を使って再現してみました。 これは特に説明の必要ありませんね。 3を選択した場合は、こんなものをあと9両(4両はパンタ配管もやる)やらないといけないのか…正に修羅の道!!ってか、3月までに完成できなさそう… 模型を作る上で欠かせないのが実車資料。いろいろと実車の資料をネットを中心に集めていたんですが、いくつか気になる点があったので実車を見てきました。 気になった点は以下の3つ ・9号車の幅狭扉の戸袋部分の形状 ・妻面手すりの形状 ・3号車のIRアンテナの形状 今回は田園都市線の二子玉川~中央林間で取材しましたが、想像していた以上に8500系が減っていてビックリしました。待っても待っても来るのは東武50050系や30000系、それに東京メトロ08系と東急5000系ばかり… でもまあ、なんとか日が暮れる前までに撮影できたのでよかったです。 箱型の営団用アンテナ 外から見た9号車の幅狭貫通扉の戸袋部分 9号車の車内から見た幅狭貫通扉 先頭車の昇降ステップの形状(左右非対称) 妻面の昇降ステップの形状(ほぼ左右対称)
by 115-800
| 2009-01-26 22:54
| その他加工
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